「馬鹿やろう!」政府紙一面トップに暴言 「エアロビ豚」問題に怒鳴る
【大紀元日本3月28日】中国東北最大の政府紙「遼寧日報」傘下の夕刊は16点xun_齧ハトップの記事で、「馬鹿やろう!!!双匯ハム!!18回の検査も(通ったなんて)!」とタイトルで暴言を使用したことが、中国のネット上で論議を呼んでいる。
遼瀋晩報に掲載されたこの記事は、中国食肉大手・双匯集団が生産した有名ハムのブランドから、中国で使用禁止されている化学添加物「痩肉精」が検出された問題を取り上げた。製品は、18品目の食品安全検査も受けていると誇る同大手メーカーに対して新聞編集者が暴言を使い、「中国一の名ブランドの食品さえも安全の保証ができなければ、どうやって他の非ブランド品食品の保障ができるのか」と中国の食品安全問題を記事で問い詰めた。
「痩肉精」とは、合成化学物質クレンブテロールのことで、ボディビルダーに筋肉増強剤として使われ、豚の飼料に混ぜると脂肪を減らし、赤身肉の割合を増やす効果があるため、養豚業者にとっては売り上げをアップさせる「魔法の薬」とされている。しかしその副作用として、それを使用した肉を食べた場合、動悸、めまい、手足のしびれなどの急性中毒症状を起こし、高血圧症や心臓疾患のある人は死に至ることもあるため、厳しい取り締まりがされているはずの薬品である。
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