買いだめ、値上がり、品薄 中国に広がる日本製品への不安
【大紀元日本3月31日】東日本大震災の影響による日本製品の安定供給への不安や、福島第一原発の事故による放射線物質への不安が中国各地で広がり、震災前に製造した製品の値上がりや、品薄による価格見直しが各地メーカーや小売店で行われている。瀋陽市の地元紙・時代商報は30日、地震や原発事故が瀋陽市場の日本製品にもたらした影響についての調査報告をまとめた。
化粧品
「昨日はコーセーの雪肌精の化粧水と乳液、大きいボトル入り2つずつ買ったわ」。そう語る瀋陽市民の瀋雪芹さんは前から雪肌精を愛用していたが、放射線が化粧品の品質に影響を及ぼすことを心配し、一年間分を買いだめすることにした。「今のところ店頭は品切れしていないが、工場の操業がもし震災の影響を受けていたら、値上がりするかもしれない」という。
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