「これは政治戦争」台湾取り込み戦略 中国最新防衛白書の分析
【大紀元日本4月23日】中国の最新国防白書の分析によると、「これは台湾の内政に介入する政治戦争を意味する」と、アメリカのアジア軍事研究者が発表した。
アメリカ国際戦略センターのアジア軍事上級研究員、リチャード・フィッシャー氏の分析は、「中国共産党(CCP)が台湾を強制的に戦略的包囲という不穏な見通しを、この防衛白書は与えてくれる」と、同センターの公開論文として発表した。
フィッシャー氏は、この白書が示す中国の意図を分析する。「中国が現在、進行させている戦略は、経済と政治の『統一戦線』と、軍事力による脅迫との組合せを含んでいる。これは将来、いかなる時期にも、直接的な軍事作戦を慣行する計画があることを示している」という。
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