各地でストライキ 当局「ストではない」 拡大を警戒=中国
【大紀元日本4月26日】インフレで生活苦を訴えた上海の輸送業者らによるストライキは天津市、寧波市に飛び火したほか、同じ時期に貴州省、湖南省でもストライキが行われた。一方、上海当局は「ストライキではなく、利益を求めているだけだ」と警戒感をあらわにし、違法な徴収金の中止を発表するなど、事態の早期収束を図っている。
各地でストライキが頻発
米VOAによると、貴州省の国有企業もストライキを敢行した。「殲10」など中国の軍用航空機を手がけてきた同省内にある黎陽航空モーター会社は1960年代に設立された国有企業。最近、発表された企業改革案は、「幹部は昇給、従業員は減給」という不公平なものだ。不満を抱く従業員らは4月15日からストライキを実施した。
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