「国内に真実を語らない2つの勢力」 温家宝、香港の左派元老に嘆く
【大紀元日本5月5日】温家宝首相はこのほど中南海で、北京政府の施政をたびたび批判する香港の左派勢力の元老と会談したことが明らかになった。首相は会談中、中国の政治改革が「封建社会の遺物」と「文化大革命の遺毒」という2つのうそを好む勢力に阻まれていると語ったという。
温首相と会談したのは、香港特別行政区の元人民代表・呉康民氏である。同氏はこれまでに最高指導部の政策を頻繁に批判し、国内の政治改革を促し続けている。
呉氏は4月23日、公務で北京を訪れた際、中南海で、温首相と1時間半の単独会談を行った。首相夫婦は呉夫婦を招待する食事会をも開いたという。
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