「内モンゴルは臨戦状態」と内部通達 逮捕者およそ100人

【大紀元日本6月8日】外部に漏えいした中国当局の内部通達で、軍が内モンゴルに大量に進駐していることや、現地の大学や政府機関が封鎖されていることを踏まえ、中共当局は今の内モンゴルの情勢を「臨戦状態」と例えていることが明らかになった。ラジオ自由アジア(RFA)が報じた。

同内部通達は内モンゴル政府の共産党委員会が作成したものとされ、同地区の一部の主要都市で起きた数千人規模のモンゴル人の抗議活動を「外部の敵対勢力が起こした」と結論付けている。しかし、これらの「敵対勢力」の詳細情報については説明がない。

ニューヨークにある南モンゴル人権情報センターが入手した同内部通達には次の記載がある。「いま、フフホト市(省都)は、戦争のような状態にある」、「すべての重要な場所に軍を配置している」、「すべての学校のほか、すべての共産党または政府機関で封鎖を講じている」、「目的は、悪い人たちを孤立させ、敵対勢力に深刻な打撃を加え、学生の安全を守るため」、「これは政権を守るための重要な政治的な任務である」

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