米副大統領、北京の大衆食堂で昼食 中国ネットで話題に

【大紀元日本8月21日】駐中国の米国大使館は18日中国語のミニブログで、中国訪問中のバイデン副大統領一行が北京市内の大衆食堂で昼食したことを公表した。5人の食事代の総額は79元(約950円)だという。中国のインターネットでは、熱い議論となり、米国高官の庶民化ぶりに驚かされたことが窺える。

バイデン副大統領は今回の訪問について、米中両国の指導部の交流のほか、中国国民と直に接する意向も語っていた。そのためか、息子の妻と孫娘も訪問に同行した。

香港紙・明報によると、18日午前10時ごろ、北京市東城区にある鼓楼近くの大衆食堂・姚記炒肝に10数人の一行が訪れた。店主によれば、一行は中国国家安全局、米国大使館の関係者らしき人物であり、「重要な顧客が食事に来る」と告げ、店のセキュリティ状況を一通りチェックした。食材の検査や、他の客の入店禁止などは要求しなかったという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。