<中国の深層>町を丸ごとコピーする「山寨文化」 「反主流」の側面も

【大紀元日本9月3日】ユネスコ世界遺産にも登録されたオーストリア中部の町ハルシュタットは、ハルシュタット湖畔に佇む美しく静かな町である。しかし、今年4月から、遠く中国の広東省恵州市で、ハルシュタットをコピーした町の建設が急ピッチで進められている。

「この400年の歴史をもつ宿は、私の所有する芸術品よ。私の許可なしでコピーするなんて、人の絵を盗作するのと同じ」。ハルシュタットの老舗宿のオーナー、モニカ・ウェンガーさんは不満を口にした。

コピーが本家にバレたのは、ウェンガーさんの宿に泊まった「観光客」が持っていたハルシュタットの図面だった。宿はコピープロジェクトの中で町のランドマークとされている。「知らない間に町にやってきた『観光客』が町を測量したり、コピー目的であちこちを撮影したりしているのは不愉快だわ」とウェンガーさん。村長のアレキサンダー・シュルツさんは「これでまた町の知名度が上がる」と寛容な反応を示しながらも、「これらの図面を見た時は、すでに既成事実となっており、取り返しがつかないと思った」と話した。図面にはベランダに使われる木材まで明示されており、「見た時はさすがにあっけに取られた」という。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党の内部事情に詳しい、豪州在住の法学者・袁紅氷氏は16日、米メディア「看中国」の取材に応じ、中共がパキスタンを経由してイランに兵器や弾薬を秘密裏に輸送していると明かした。袁氏は、中共がイラン情勢を「第二のアフガニスタン」と位置づけ、米国の注意をイラン戦争にそらそうとしていると指摘した。
中国SNS「小紅書(RED)」を遮断した台湾で、詐欺が73%減。たった1つの対策でここまで変わるのか。数字が示す現実は重い
インド港湾・海運・水路省の特別書記ラジェシュ・クマール・シンハ氏は、インド船籍で液化石油ガスを積載したタンカー2隻が3月14日にホルムズ海峡を通過し、現在インドへ向かって航行中であると確認した。
米空母「リンカーン」の艦載機による出撃が延べ6千回を超え、イランの核・ミサイル拠点に壊滅的打撃を与えた。テヘランは強硬姿勢を崩さないが、トランプ大統領は水面下での停戦交渉が継続中であると明かした
9日に行われた中共外交部の記者会見で、ロシア国営メディア「ロシア・トゥデイ」の中国駐在記者による質問が波紋を呼んだ。記者は、エストニアのマルグス・ツァフクナ外相が「プーチンの友人は天国、地獄、あるいは刑務所にいる」と述べた発言を引用し、中共側の見解を求めた。