ホームレスの子を連れて米国に留学(一)
【大紀元日本9月24日】倒れたお年寄りを助けると、却って莫大な賠償金を請求される。教師の日や仲秋節などの祝日に小学生は担任の先生に高額のプレゼントを贈らないと、先生に粗末に扱われてしまう。大学の教授が、大学院への進学許可を条件に女子学生に「身体の奉仕」を求める。お金を事前に払わないと、急患で病院に運ばれた危篤の患者を診察しない。そして至る所で起きる食品安全問題、幹部の腐敗問題などなど。中国では最近、「好人(良い人)がいなくなった」と嘆く声がネット上でしばしば見受けられる。
「好人」が社会に再度現れてほしいとの願いなのか、最近、10年前に中国で報道されたある女性の感動的な話が掲示板に貼られ、ネット上で話題になっている。
鄒暁晶さんは山東省渚城の出身で、1992年に中国の名門・清華大学の機械と電力設備工学部(機電工程系)に入学した。1999年に修士号を取得し、同年、優秀な成績が評価されて、米国フロリダ州立大学の博士課程への進学が決まった。必要な費用を全てまかなえるだけの奨学金が支給されるという好条件だ。ところが、入学許可書を受け取ってから渡米するまでに、予期せぬ出来事から1年かかってしまった。しかも、中国のエリート学生ならだれもが羨むこの留学の機会を危うく失うところであった。
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