中国各地で最低賃金引き上げ、企業経営者から悲鳴
【大紀元日本1月9日】中国広東省深セン市と北京市の政府は3日、今年はじめにそれぞれの最低賃金を引き上げると発表した。中小企業の経営者からは、資金繰りが苦しい中、この時期の引き上げは経営を圧迫し、企業倒産が一層増えるという不満の声が上がっている。
北京市は今月から、最低賃金を1160元(1元は約14円)から1260元に引き上げ、上げ幅は約8.6%。ちなみに、直近2年間の上げ幅は20%と20.8%だった。
深セン市政府は3日、2月1日から、最低賃金を15.9%を引き上げて、月額1500元に達した。ちなみに、去年の上げ幅は20%だった。
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