東京・染井 智恵子抄の風景

【大紀元日本4月16日】ソメイヨシノは、数百種類もあるという桜のなかの1品種に過ぎないが、全国に植樹されている桜のうち、およそ7割がこのソメイヨシノであるという。

例年より少し遅めであったが、今年も見事に咲いた。葉がのびる前に開花し、しかも一気に満開になるこの品種は、確かに華やかで美しい。行楽としての花見に適してもいるだろう。ただ、この品種ばかりが桜のように見られることへの憂慮も、愛桜家のなかにあるという。

もとは江戸末期から明治にかけて、今日の東京・駒込あたりにあった染井村の植木職人たちが、この桜を育成して売り出していた。花の見事さから、万葉の昔より桜の名所として知られる奈良の吉野山にちなんで「吉野桜」と呼んでいたが、後に吉野のヤマザクラとは別種の桜だということが分かる。そこで、混同しないようにと、染井の桜をソメイヨシノ(染井吉野)と命名するに至った。

▶ 続きを読む
関連記事
歯ぐきの出血、実は栄養不足のサインかも?見逃しがちなビタミンC不足の可能性や、日常で気をつけたいポイントを医師の解説とともにわかりやすく紹介します。
春の強い風は体内のバランスを乱し、震えやめまい、不眠などを引き起こしやすくなります。日常の食事で肝と体調を整える、やさしい食養生を紹介します。
農薬被害をきっかけに、再生型農業へとかじを切ったアメリカ西部の牧場主。土壌を育て、在来の草地を守りながら、持続可能な牧場経営の新たな道を模索する姿を追います。
食事の中心をたんぱく質と自然な食品に置く、新しい食事バランスの考え方。難しい計算に頼らず、毎日の一皿から見直す方法を紹介します。
毎日飲む水に潜むマイクロプラスチック。実は「沸騰」というひと手間で大きく減らせる可能性があるといいます。家庭でできるシンプルな対策と、その仕組みをわかりやすく解説します。