【ぶらり散歩道】ー愛知篇ー 文化のみち 撞木館

【大紀元日本6月14日】JR名古屋駅で地下鉄桜通線に乗車し、高岳駅で下車して1番出口から北に歩いて10分、撞木町筋にある撞木館は、陶磁器商として活躍した井元為三郎(1873~1945)が大正末期に建てた邸宅である。約600坪の武家屋敷の敷地割りに、ステンドグラスが多く使われている洋館、和館、東西2棟の蔵、茶室、庭園が、当時の様子を伝えている。現在は名古屋市有形文化財、景観重要建造物に指定されている。

ステンドグラスが使われている邸宅と言えば、最初に思い浮かべるのは華麗なステンドグラスに彩られた二葉館(旧川上貞奴邸)だろう。その思いで撞木館の門前に立ったとき、あまりにも素朴な外観の洋館にわが目を疑った。

玄関を入ると右手に受付があり、左側の旧応接室はフランス窓の明るい喫茶室になっていて、欄間にはめ込まれたステンドグラスがシンメトリーで美しい。2階の旧娯楽室や和館は展示室になっていて、名古屋陶器の展示や文化のみちなどについて紹介していた。各和室は広いが、落ち着いた雰囲気をかもし出していて心地よかった。庭に面した廊下にはガラス戸があり、落ち着いた雰囲気を醸し出していた。干し柿が軒先に下がっている風景は、大都会の中に居ることを忘れさせてくれる。

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