乳児ら181人を救出、病院も人身売買に加担=中国

【大紀元日本7月10日】中国公安部は2日、河北省、山東省、河南省など15省と市で、乳児および児童売買組織を一斉摘発し、802人を逮捕した。さらに乳児ら181人が救出された。また今回の摘発で、河北省邢台市の四つの病院が人身売買に加担していることも明らかになった。新京報が6日に伝えた。

摘発された病院は、新生児を売りたい妊婦のために健診を行い、性別を調べ、買手を探すなど出産を「ビジネス化」していたという。一人の新生児に複数の買い手が現れた場合、「競売」に掛けられることもある。報道によると、売買された児童・乳児は200人に達する。

この売買組織は、買手を探す担当者や乳児の面倒を見る係、連絡係など役割が細分化されている。

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