【ぶらり散歩道】ー茨城篇ー 穂積家住宅

【大紀元日本8月2日】常磐自動車道・高萩ICを降りて右方向へ行くと、1~2分で穂積家住宅の大きな看板があった。40台ぐらい駐車できる広い駐車場が無料なのはうれしい。駐車場の一角にインフォメーション(お土産もある)と近代的なトイレがある。2011年3月11日の東日本大震災の被害は、この古い住宅(茨城県指定有形文化財)にまで及んでいた。2012年7月末現在になっても、まだ修復はされていなかった。そろそろ修復が始まるが、いつということは確定できないとは、担当者の話だったが…。

1773年(安永元)に母屋が建った豪農穂積家は、瓦屋根の長屋門がある白壁に囲まれた1200坪の敷地に母屋、土蔵、庭園などがある。大震災で壊れた塀と水路の間の幅の広い道に沿っていくと、立派な2階建ての長屋門が現われた。門を入った右側に、記帳ノートをおいた小さなテーブルがあったが、各地から来た多くの人々の氏名が記されていた。

茅葺き屋根の母屋に入ると、広い土間と太く大きい梁が印象的で、板張りの広間は磨き込まれていた。広間の奥に、中の間、前座敷、奥座敷と納戸がある。母屋を囲むように池が配置されていて、各座敷から池を眺めるようになっていた。長屋門脇の前蔵は震災で壊れて、封鎖されていた。一日も早い修復を祈りつつ穂積家住宅を後にした。

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