「第二の権力体制」中央政法委、権限大幅削減か=ロイター通信
【大紀元日本9月3日】中共指導部は公安、司法、諜報等を主管する中央政法委の弱体化を図ろうとしている。この動きについて、超法的権限を有し、「第二の権力体制」との異名を持つ政法委の「政権への脅威を指導部が認識したのだろう」と中国問題専門家は指摘した。
ロイター通信は8月末、複数のルートからの情報として、今秋に開催される第18回党大会で、共産党の最高指導部である中央政治局常務委員会から政法委のトップが外されると報じた。
同報道は指導部から引退した高官の話として、「政法委トップは中央政治局常務委員会に入らず、ほかの常務委員の管轄下に置かれる。それにより、政法委は好き勝手に振舞うことができなくなる」と伝えた。
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