中国茶の名器 紫砂壺

【大紀元日本9月5日】茶器はお茶を楽しむための重要な道具です。中国茶を楽しむ茶器としては、何と言っても宜興(ぎこう)の紫砂壺(しさへい)が一番有名です。

 紫砂壺は、江蘇省南部宜興の名産で、紫砂泥を原料として作られ、紫赤色で手触りが柔らかい古風な造形の茶器の名品です。紫砂壺の歴史は、唐代晩期に遡りますが、盛んになったのは、明の嘉靖年代からだそうです。

 当時、龔春(きょうしゅん)という紫砂壺作りの名人が現れ、紫砂壺の名声が一気に広がりました。龔春の本名は供春であり、若い時、提学副_li_(科挙を担当する官_li_)である呉頤山の童僕として宜興湖汶山の金沙寺に滞在している間に、金沙和尚に師事し陶器の作り方を習いました。

▶ 続きを読む
関連記事
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]
睡眠は「良い・悪い」だけでは測れない。研究が明かす5つの睡眠パターンと脳への影響を解説。自分の眠りの癖を知り、心と体を整えるヒントが見えてくる注目記事。
もう2026年?もう1週間たったのに、年が始まった気がしない。同じ感覚の人、きっと多い。無理に切り替えなくていい。焦らなくていい年明けの話。