カンフーの達人、ならず者を撃退=河北省

【大紀元日本12月12日】中国河北省覇州市城六村で先日起きた、村民による撃退劇が注目を集めている。強制土地収用目的で恫喝に来た30人余りのならず者から家と家を守るため、村民の沈建中さんは息子と共に得意技のカンフーで反撃。見事、撃退した。

沈さん自身は撃退後、ビデオ撮影した。そこには、打ちのめされたならず者数人と、手を出せずにおののく10数人がカメラを睨む様子が写っている。ビデオはポータルサイト新浪で公開され、再生回数は200万回を超えた。

英紙デイリー・テレグラフの取材に答えた沈さんらの説明によると、村幹部・許少英氏は土地開発業者と共謀し、合法手続きなしで村人に住宅の強制取り壊しを強要したという。同意しない人は脅迫を受け、さらに雇われのならず者にレンガなどが投げられ家の窓ガラスやドアを蹴られたり、罵倒されるなど数々の悪質な嫌がらせを受けていた。

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