中国のネット流行語2012(4)

【大紀元日本2月16日】今年年初、中国広州の週刊紙・南方週末の記事が当局にすり替えられた騒ぎで、ひとりの女性が注目された。台湾出身で、中国を拠点に活動していたタレントの伊能静だ。

彼女は当時、自らのミニブログで南方週末を支持するコメントを書き込み、当局の肩を持つ政府系紙・環球時報を「番犬」と痛烈に批判。そんな彼女は「お茶を飲みに行くわ」と投稿してからしばらく姿を消した。そして、台湾に戻った、いや、戻されたことがその後の書き込みで判った。

この「お茶を飲みに(喝茶)」という隠語は数年前から使われており、もっぱら警察からのお誘いを指す。伊能静の「お茶を飲みに行くわ」は、警察から事情聴取を受ける事態となった、ということをフォロワーらに知らせているのだ。

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