「飲用水の不平等が現した貧富格差」 中国人学者が水汚染の現状を分析

【大紀元日本3月6日】混迷を深める現代中国の動向を語る上で欠かすことのできないキーパーソン、ニューヨーク在住の中国人経済学者でジャーナリストの何清漣氏がこのほど、中国の水汚染の現状等を分析する文章を発表した。以下はその抄訳である。

私は偶然にも2つのニュースを目にした。ひとつは、米国アラスカ州がタンカー使って中国に浄水を輸出するとの情報。もうひとつは、ニュージーランドも中国に浄水を輸出しようとしているのだが、国民が「水資源は益々貴重になる」として反対していること。

この2つのニュースから読み取れる情報は非常に多い。「中国の飲用水の水源はすでに非常に不足しており、外国からの輸入に頼ろうしている、しかもその需要は増える一方だ。まさに『全世界で炭鉱を探る』から『全世界から水を求める』に変わった。その必然的結果は全世界での水の価格上昇だ」

▶ 続きを読む
関連記事
中国・内モンゴルの高速道路で大型トラックが検問を突破。なぜ彼らは止まらないのか
中国の映像業界でAI制作が急拡大し、ショートドラマ俳優の仕事が激減。帰郷して農業や野菜販売に従事する例が相次ぐ。制作コストの差と需要減が、業界に深刻な失業をもたらしている
中共が政府公認のカトリック教会への統制を強めている。各地の教会では政治学習や「宗教の中国化」が求められ、教徒からは監視強化や地下教会への圧力を懸念する声が上がっている
小売はマイナス、自動車販売は16%減、不動産投資は16.2%減――。中国経済の悪化が止まらない。米中経済安全保障調査委員会は、中共が掲げる今年の成長目標「4.5~5%」も未達に終わると分析している。
中共国家安全部の元高官が、外務省内の規律検査の要職に就いた。外交部門と国家安全部門の人事交流が進む中、中共の外交と情報機関の境界が曖昧になっている