卒業写真も合成、学校側「時間節約」=江蘇省
【大紀元日本6月20日】7月は中国の卒業シーズン。人生の区切りとなる卒業には写真は欠かせないものだ。仲間はもちろんのこと、担任の先生や校長先生、数年後に振り返って見るとどれも懐かしい顔だ。しかし、思い出が詰まった卒業写真だが、生徒らを興ざめさせた学校がある。
ミニブログ(微博)に投稿された江蘇省のある中学校の卒業写真。違うクラスの卒業生を撮影した2枚の写真。前列に座る14人のうち、一番左の人を除けば、残りの13人は席順や服装はともかく、足幅の開き具合、座る角度と、手の置き方まで全く同じだ。実は教師や学校関係者の写真を後で植え付けた合成写真だった。
学校側は「時間節約のため」と理由を説明し、「毎年この方法でやっている」と開き直っている。確かに効率的なやり方だが、生徒らの気持ちも考えてほしいものだ。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。