大気汚染で「1万6000人が死亡」と予測、広東省の火力発電所=米調査

【大紀元日本8月29日】中国広東省に新規に建設される予定の石炭火力発電所は、向こう40年間で約1万6000人が死に至る深刻な公害問題を引き起こすという。大気汚染に詳しい専門家がこのたび発表した新調査で明らかになった。

調査結果は同省に対して、広州、香港、マカオを結ぶ珠江河口のデルタ地帯に追加予定の22の発電所建設計画に疑問を投げかけた。同調査によると、デルタ地区にはすでに96の火力発電所があり、大気汚染が原因で2011年だけで、3600人が死亡、4000人の児童が喘息を引き起こしているという。新規発電所の半数はすでに建設途中である。

調査は米国民間の大気質調査コンサルタントであるアンドリュー・グレイ博士が環境団体グリーン・ピースから依頼を受けて行った。博士は、越境する汚染物質の計測と微小粒子状物質(PM2.5)がもたらす健康被害についての研究をしている。

▶ 続きを読む
関連記事
「こんな上海は見たことがない」上海市民からそんな声が出ている。かつて人であふれた大型商業施設では閉店した店が並び、上海駅周辺も人通りが激減。中国経済の冷え込みが、ついに上海の街並みまで変え始めている
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する