「東方のマンハッタン」が中国最大のゴーストタウンに 天津市「実質上破産」か
【大紀元日本4月24日】不動産開発を手掛ける北方信託公司の劉恵文会長が19日、自宅で自殺した。同社の前身は天津経済技術開発区信託投資公司。劉氏の自殺で、天津市や中国各地で増える新開発エリアのゴーストタウン化問題がふたたび注目されている。
天津市は2006年、「東方のマンハッタン」と称して響螺湾でビジネス特区の建設に着工した。政府が600億元(約1兆円)を投資し、39のプロジェクト、49棟の超高層ビルの建設を開始したが、2年間の建設ラッシュの後、多くの工事は中断した。
「3割は1年以上、放置されている。ほかの建設プロジェクトもすべて止まっている」。香港のフェニックステレビはこのように報じ、同ビジネス特区は「中国最大のゴーストタウン」と指摘した。
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