100歳まで生きた名医の秘訣
2千年前、名医で知られた華佗は養生の達人でもありました。目も鼻も健康で歯も丈夫だった華佗は、100歳まで生きたと伝えられています。
「健康で長生き」は、どの時代であっても共通の願いです。華佗のたくさんの弟子のうちの二人についてご紹介しましょう。
まずは呉普(ごふ)。生薬で頭角を現した呉普が残した書が『呉普本草』です。この呉普に語ったとされ、後世まで伝えられている華佗の言葉があります。「人は働くべきだが、働きすぎ、つまり過労はいけない」。働きすぎると細胞の代謝が過剰になり、体に無理がかかります。ほどよい労働を続けていれば、まるでドアの回転軸のように、ずっとさびることなく良い状態を保てるのです。
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