直訴者らが中央政府機関前で集団自殺 現在安否不明
【大紀元日本6月26日】党員の腐敗などを監督する中国共産党中央紀律検査委員会(中紀委)の門前で24日午前9時ごろ、5人の直訴者が農薬を飲み自殺を図った。全員病院に搬送されたが安否は不明。
大紀元時報の電話取材を受け、現場に居合わせた直訴者の男性は「自殺を図ったのは男性1人と女性4人だ」と語っている。そのうちのひとりは80歳の女性で、全員が江蘇省鎮江市在住の直訴者だ。農薬を飲み地面に倒れた当時、近くに2台のパトカーと警官数人が居合わせたが、見てみぬふりをして助けようとしなかった。市民の通報を受けて駆けつけた警官らは真っ先に、現場写真を撮った人々のカメラを押収しようとしたという。
自殺者の一人呉明鳳さんの夫は大紀元時報の電話取材に応じ、5人が自殺に至る経緯を話した。
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