ロシア政府系ハッカーグループ 84カ国に高度な攻撃か
【大紀元日本7月5日】冷戦は終結したものの、サイバー戦争は静かに繰り広げられている。米国コンピュータセキュリティ会社シマンテックが6月30日に発表した報告書によると、ロシア政府と関連する「Energetic Bear」(精力的な熊)と名づけられたハッキンググループが、欧米諸国の石油・エネルギー業界のコンピュータシステムに対し、これまでにない高度な攻撃を展開している。企業機密を盗むだけでなく、ハードウェアを制御、破壊しているという。
Energetic Bearのもう一つの名前はトンボ。
同報告書によれば、同グループが開発した各種スパイウェアは、エネルギー消費量を即時に監視できるほか、風力発電設備や天然ガスパイプライン及び発電所の設備を故障させることも可能だ。
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