人権弁護士高智晟氏の釈放 国内外が習近平政権の対応に注目
【大紀元日本8月6日】 「国家政権転覆扇動罪」で服役中の中国の著名な人権弁護士・高智晟氏(50)は今月7日で刑期を終える。同氏への迫害を命じた中央政法委の前トップ周永康氏が立件、捜査される中、習近平政権は高氏を釈放するのか、国内外が注目している。
親族からは不安の声
大紀元は関係者を取材した。高氏が収監されている新疆ウイグル自治区の沙雅監獄は7月上旬、国内の親族に対し、「釈放するかは最高指導部の許可が必要」と伝えた。その後の連絡はない。
関連記事
中国でフードデリバリー配達員が数百人規模で抗議。警察が介入し強制排除。年末の中国に漂う不穏な空気が、現場からにじみ出ている。
今年も中国でサンタが捕まった。ツリーは並ぶのに、サンタは捕まる。そして派出所はサンタでいっぱい。OKとNGが分かれる、中国のクリスマス事情
また社会報復か。中国・福州で暴走車。当局は「操作ミス」と説明するが、減速なしの逆走に市民は納得せず。
北京を取り囲む高速トンネルで爆発。凄惨な映像が拡散する一方、1週間以上が経過しても中国公式メディアは沈黙。なぜ何も報じられないのかという怒りが広がっている。
中国で感染症が急拡大。子どもを中心に重症化や死亡が相次ぎ、ICUは満床との声も。中共当局の発表と医療現場の実感には大きな隔たりがある。