ハッキング容疑で5人逮捕 「アノニマス」攻撃を予告後

【大紀元日本10月7日】香港で続く、六四天安門事件以来とされる大規模民主化デモは、インターネット上でも抗争が伝播した。香港警察は6日、5人のハッカーを逮捕したと発表した。前日に、匿名インターネットユーザーのハッカー集団アノニマス」が、中国政府、香港当局関連サイトにサイバー攻撃を行うと予告していた。

香港警察報道官フイ・チュン―タク(Hui Chun-tak)警視正によると6日朝、北部の街・北角(ノースポイント)の4拠点を捜索し、6台のコンピュータと数台の携帯電話を押収し、「不正にコンピュータにアクセスした」容疑で、年齢13~39歳の5人を逮捕した。

最近、香港当局は政府関係のサイトのアクセスに悪影響を及ぼすサイバー攻撃に遭っていると発表していた。

「アノニマス」は5日、民主革命を望む学生を妨害しているとして、香港警察や政府に対して報復するとのビデオメッセージを公開。香港の抗議者たちに対して「助けを求める訴えを聞いた。君たちは独りぼっちじゃない。世界中のアノミマス・メンバーは民主主義のために戦う君たちを助けよう」と述べた。一方、当局に対しては「抗議者への虐待を続けるならばサイトの書き換えやスパイを行う」と、宣戦布告していた。

(翻訳編集・佐渡 道世)

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