【ぶらり散歩道】 東叡山 浄名寺

【大紀元日本10月20日】JR鶯谷駅で下車して、言問い通りに架かる陸橋を渡ってだらだら坂を上って行くと、道路より一段も二段も下がった場所に寺があった。一度は通り過ぎたのだが、後ろ髪を引かれる思いがして後戻りした。ここが江戸六地蔵の六番で、旧8月15日のへちま供養には、せき、ぜんそくに効能を願う人で賑わう寺だった。

この寺は初め浄門院と言い、1666年(寛文6)に寛永寺36坊の一つとして創建された。そして1823年(享保8)に浄名院となった。表門は享保年間(1716~35)の建立と言われている(図1)。ベンチが置かれているのは、高齢の参拝者にはうれしい配慮である。

地蔵信仰の寺になったのは第38世地蔵比丘妙運和尚の代からで、25歳で日光山星宮の常観庵にこもったとき地蔵信仰を得て、1千体の石造地蔵菩薩像建立の発願をたてた。明治12年、1千体の願が満ちると、さらに8万4千体建立の大誓願に進んだ。

▶ 続きを読む
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。