【ぶらり散歩道】 毘沙門様の善國寺

【大紀元日本3月9日】JR中央線の飯田橋駅(市ヶ谷駅より出口)で下車する。駅前には江戸城の外堀があり、牛込橋の東側には牛込見附門の石垣の一部がいまでも残っている。外堀通りを横切って神楽坂下へ。両側の商店の賑わいは初めて神楽坂へきた50年前と同じだが、現在は若者たちに人気のある店々が並んで様変わりしている。神楽坂は一方通行で、午前は坂上から坂下へ、午後は坂下から坂上へと変わることを覚えていて欲しい。かなり急な坂の神楽坂を登り切った左手に、毘沙門様の愛称で親しまれている善國寺がある。

善國寺は1959年(文禄4)、日惺上人によって創建された。以前は麹町にあったが、1793年(寛政5)に移転してきた。木彫りの高さ30cmの毘沙門天像は本堂内左手に祀られている。江戸時代から有名な善國寺の毘沙門天は、いまも正月、5月、9月の初寅の日に開帳している。

本堂に向かって、最初に目につくのは左右に控える狛犬が虎であることである。その虎も動物園などで見る虎とは違って、異相で迫力がある。台石正面には浮き彫りで、虎の姿が躍動的に表現されている。この石虎は、1848年(嘉永元)に地元の住民らから奉納されている。

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