「中国に帰りたくない」強制送還の女性、消毒液1本飲み干す

【大紀元日本3月24日】米国当局により中国へ強制送還中の中国籍の女性が、米国滞在期間の延期を図るためか、飛行機内トイレに備え付けの手の消毒液を飲み干すという行動をとっていたことが明らかになった。

福建省出身の陳麗麗(28)は2004年に偽パスポートで米国に入国した。結婚し2児をもうけたが、2013年にアメリカ連邦捜査局(FBI)の捜査で不正入国を摘発され、国外退去処分が下った。

陳は難民や政治亡命を申請したが却下されている。英語の理解力の欠如のため、グリーンカード(米国永住権)申立てに失敗した。移民局から退去強制の命令書が下りるまで監視下に置かれていた。

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