【名言警句】 躬(み)自ら厚くして、薄く人を責むる

【大紀元日本4月6日】「躬自厚而薄責於人」。これは孔子の言葉で、「自分に対して厳しく律し、他人に対して寛大な心で対応する」という意味です。原文の言葉をかみ砕いて解釈すると、「厚責於己而薄責於人」と読み取ることができます。つまり、「人との間にトラブルが生じた場合は自分の内面を深く反省し、穏やかに相手の間違いを指摘することができれば、怨みから遠ざかることができる」という意味です。

人間社会において、人と人との間にトラブルが生じるのは避けられないことです。家庭や職場、友人間でトラブルが生じた場合、うまく処理できなければ怨みが残ってしまい、次のトラブルの種になりかねません。問題が蓄積してしまうと、互いに対立して敵視するようになる可能性もあります。

こういった問題を穏やかに解決するためには、まず第一に自分を深く内省することです。そして、間違ったところがあれば素直に謝ることが肝要です。自分の責任ではない場合でも、相手には寛大になること。強く責めたりして相手が逆上し、反発してしまうと、問題の解決にならないばかりか、かえって事態がややこしくなります。穏やかに指摘して相手に自省を促せば、問題が解決することが多いのです。

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