世界最大のレアメタル取引所 8千億円「債務不履行」のうわさ 庁舎前などで投資家抗議デモ
【大紀元日本7月24日】世界最大のレアメタル取引所である昆明泛亜有色金属取引所(FYME)が債務不履行になるとの話が投資家の間で流れ、7月中旬から店舗前などで払い戻しを求める抗議デモが起きている。FYMEには全国22万人の顧客から総額400億元(約8000億円)が投資されている。
FYMEは13日に公式ホームページで、「金融市場の変動と実体経済の成長鈍化の対策として現物市場の安定とリスクコントロールを強化」するため、13日から8月末まで、一部取引を停止すると発表した。同日、約800人の投資家が昆明市のFYME本店前で取引再開と払い戻しなどを求める抗議デモを行い、その状況は簡易ブログ・微博などで写真や動画とともに伝えられた。
大紀元米国本部の電話取材に答えた抗議者の話によると、20日には全国から集まった約200人の投資家が省政府庁舎前で抗議デモを行い、問題解決のため、政府介入を要求した。約100人の警官が出動し、庁舎内に入ろうとする抗議者を退けた。政府は面会要求に応じなかったという。
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