【ぶらり散歩道】–熊本篇– 阿蘇おんだ祭り

【大紀元日本8月16日】阿蘇国造神社(こくぞうじんじゃ)という歴史のある神社があります。『肥後國史』にも国造神社の名が記載されており、熊本県下でも最も古い神社の一つです。

阿蘇神社と国造神社の農耕祭事で「おんだ祭り」は国より重要無形民俗文化財に指定されています。藩政時代には細川候の名代が参向する唯一の祭りで阿蘇の田園の中をゆったりと進む姿は江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚になります。国造神社は毎年7月26日 阿蘇神社は7月28に催されます。

祭りでは猿田彦を先頭に、宇奈利(うなり)・田楽・田男・田女・牛頭・神輿一基・宮司などの行列で御仮屋へ向かいます。優雅な行列を撮影しようと腕自慢のカメラマンが全国から集まってきます。

 

国造神社の参道 あいにく、この日は雨でした

 

飾り馬も出番を待っています 
ばんえい競馬に出ていた馬だとカメラマンに教えてもらいました

 

宇奈利の涼やかな目元 

 

宇奈利が頭の上に載せているのは神様のお昼ご飯だそうです

 

草泊まり かっては、草刈りの作業時期には家族全員がこの草宿で
寝泊まりしていたという    

 

(文/写真・佐吉)