「ドラゴン怒りの鉄拳」、「ドラゴンへの道」、「燃えよドラゴン」などの映画で有名となったブルース・リーは、世界的な中国のカンフー・ブームの火付け役となった伝説のアクションスターだ。11月27日にブルース・リー生誕75周年を迎えるにあたって、ロサンゼルスでこのほどブルース・リーの映画上映会が開催された。ブルース・リーの娘、シャノン・リーさんとブルース・リーの弟子の娘のダイアナさんが会場に駆けつけ、映画を鑑賞した。
父親が亡くなった時わずか4歳だったシャノンさんは、父のことをよく覚えているという。「父は人を助けることが好きで、友人などにできる限り手を貸してあげていました。体力に満ち溢れ、家族や友人は父と一緒にいるとき、とても安心感がありました。父は時間があるときは家族と過ごしていました。父はとてもダンスが上手くて、18歳のときに香港のチャチャチャダンスコンテストでチャンピオンになりました」と、シャノンさんは語った。
女優のダイアナ・リー・イノサントさんはブルース・リーの直伝の弟子である有名な武術家のダン・イノサントの娘で、「ブルース・リーは生まれながらのコメディアンです。よく友人たちと集まって、いつも笑い話をして、みんなを楽しませてくれました」と話した。
また、シャノンさんは「父はとても動物が好きで、家では犬、猫、カメなどの動物を飼っていました」と話し、ダイアナさんは「ある日、ブルース・リーは羽を負傷した小鳥を発見して家に持ち帰り、2~3週間世話をしました。そして、元気になった小鳥を放しました」と、ブルース・リーの意外な一面を紹介した。
会場ではブルース・リーのドキュメンタリー映画「ブルース・リーは語る」(In His Own Words、1998)を上映した。また、ブルース・リーの名刺を慈善バザーに出し、秘蔵の関連グッズを展示した。
シャノンさんは、「父は誕生日を祝うことが好きで、よくみんなで集まってパーティーをしました」と話し、「今はお父さんに『素晴らしいことをしたね』と言ってあげたいです」と語った。
(翻訳編集・真子)
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