古代中国の物語
隣国のスイカを育てた農民
戦国時代、魏国と楚国をまたぐ地域ではスイカの栽培が盛んだった。魏国のスイカは成長が早く、大きくて美味なのに対し、楚国のものは成長が遅く、小さい実しか収穫できなかった。その原因は、魏国の農民たちが勤勉でスイカ作りに精を出している一方、楚国では水さえあまりやらないほど怠けていたからだった。
楚国の県令(今でいう知事)は農民に対して、畑仕事をきちんとするよう厳重に注意した。厳しい指摘を受けた楚国の農民たちは、魏国のスイカと比較されたからだと愚痴をこぼし、しまいにはその不満の矛先を魏国の農民たちに向けるようになった。
「魏国のやつらのせいだ」「そうだ、そうだ!やつらのスイカがまずくて、こんなに大きくなければ、俺らも厳しく注意されなかった」「どうにかしなくてはならない」と楚国の農民たちは口々に不満を訴え、自分たちのことを顧みることもせず、議論すればするほど腹を立てた。
関連記事
忘れっぽさは年齢のせいだけではないかもしれません。脳には「夜の清掃システム」があり、睡眠や食事、運動でその働きを高められる可能性があります。アルツハイマー予防につながる最新知見と具体策を解説します。
「どうしたの?」より大切な一言がある?200人以上の研究から見えた、子どものEQを育てる親の声かけとは。叱る前にできる関わり方のヒントを、今日から実践できる形で紹介します。
夜中に何度も目が覚めるのは年齢のせい?実は心臓からのSOSかもしれません。最新研究が示す夜間頻尿と心血管リスクの関係、見逃さないためのチェックと生活改善のヒントを解説します。
お金の不安は、年齢ごとの習慣で差がつく。10代から40代以降まで、今の自分に本当に必要な資産管理とは?複利を味方にする考え方と、年代別に見直したい実践ポイントをわかりやすく解説します。
毎日何気なく口にしている食品が、脳の老化を早めているかもしれません。砂糖や精製炭水化物、加工肉など身近な7つの食品と、今日からできる脳を守る習慣を専門家の研究とともにわかりやすく解説します。