【私の一枚】 BC州のサーモン(鮭)に危機
私の父は魚好きでしたが鮭だけは嫌いでした。若い頃に食べ過ぎたと言っていました。私も魚が好きでしたが、この頃は鮭を軽減しています。何故かというと養殖か天然かも見分けがつきませんし、ウイルスを持っているかもしれないからです。
BC(ブリティッシュ・コロンビア)州の最近のリポートによれば、ISAVという驚異的な伝染性鮭貧血ウイルスが鮭養殖場と天然の鮭のサンプルから検出されました。鮭の養殖現場は、狭い生簀に鮭がひしめきあっていて、餌や病気予防のための抗生物質や添加物が大量に撒かれ、海を汚染しています。今のところ8%という数字ですが、天然の鮭に国境はありません。貧血じゃ遡上もままならないでしょう?
(撮影=ウィーバークリーク・はのち 2006年10月14日)
関連記事
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。
髪は見た目以上に多くを語ります。ストレスや栄養状態、環境曝露まで記録する“健康の履歴書”としての可能性と限界を、最新研究と専門家の視点から読み解く注目記事です。
「少量なら大丈夫」は本当?240万人を分析した最新研究が、わずかな飲酒でも認知症リスクが高まる可能性を示唆。脳の健康とお酒の付き合い方を見直すきっかけになる一記事です。
「忙しい=充実」と思っていませんか。最新の研究と実体験から、過度な忙しさが心身や人間関係に及ぼす見えない代償を解説。立ち止まることの本当の価値を考えさせられる一編です。
透析は命を救う治療だが、腎臓が本来持つ「回復力」を見えにくくしてしまうこともある。必要な時だけ透析を行う新たな治療法で、回復率が高まったという研究と、透析を離脱できた女性の実体験。