都市と地方の差

実家に帰ったら「ホントの私」旧正月、帰省した地方出身者の素顔

 中国の都会暮らしと田舎暮らしは大きく違う。旧正月の連休中に帰省した地方出身の若者たちは、都会での華やかな生活と対比して、質素な田舎での暮らしぶりや服装を相次いでネットにあげた。

 例えば、若い女性は、都市ではカフェで暖房の効いた室内で露出度の高いオシャレな服を着ている。実家では、屋外と同じように寒い土壁の平屋建ての古家で、上着もズボンも綿キルティング素材という古風な装い。若者たちの写真を通じて、中国の格差社会が見て取れる。

 容姿に気を配らなければならない都市での生活と違い、若者たちは一様に、のんびりとした田舎暮らしにリラックスした表情。実際、若者たちは「誇らしげ」に帰省中の自身の様子を収めた写真をネットにあげている。

都市部のカフェで優雅にお茶していた女性は、実家で大きな中華鍋から食事をおたまですくって味見(weibo)

 

都市ではビジネスカジュアルで決める女性も、実家では綿のキルティング仕様の上下をまといリラックス(weibo)

 

サングラスをかけて白いチュチュスカートがかわいい着こなし上手の女性は、帰省すれば農作業しやすい質素な服装に。頭には日焼け防止か、布を巻いている(weibo)

 

都会ではヒョウ柄のキャミソールを着ていた女性は、実家では地味な服に(weibo)

 

白いワイシャツにベスト姿で働く若い男性。帰省すれば質素な服装で農作業(weibo)

(翻訳編集・佐渡道代)

関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明