9歳の少女はの思いは、純粋な願いだった。「ホームレスの人にサンドイッチを買ってあげたい」
米国ワシントン州に住むヘイリー・フォード(Hailey Ford)ちゃんは五歳のころに知り合った友人のホームレスの男性に、サンドイッチを買ってあげてと母親にせがんだ。母親はその通りにしたが、いつまでもやり続けることはできない。
そこで、ヘイリーちゃんは母親の助けを得て家庭菜園を始め、収穫した野菜をホームレスに届けることを思いついた。4年間、庭で育てた野菜を届け続けた後、ヘイリーちゃんはホームレスの人のために家を作ることを計画。彼女はアリゾナ州に住む祖父から電話でレクチャーを受けながら、ほぼ一人で小さな家を完成させた。彼女が作った家には玄関と窓があり、断熱材も使っているので本格的だ。
ヘイリーちゃんの活動を知った人たちや団体からは建築材料や資金の援助が相次ぎ、彼女は他のホームレス用の家を制作している。
一人の少女の行動力が、多くの人の心を動かした。ヘイリーちゃんへの寄付は、ファンドレイジングのウェブサイト「GoFundMe」で受けつけている。
(翻訳編集・淳萌)
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