現在予定している世界一周の旅ルート(田中さん提供)
女ひとりで世界一周放浪記 1

すべての始まり バックパッカーの1人旅

世界一周の決意と実行に至るまで

大学4年の夏休み。私の初海外一人旅はタイでした。旅人の集まる聖地として有名なカオサン(バンコク市内)の安宿で、「世界一周旅行者」を名乗る一人の青年に出会いました。彼は私と同い年で、学生の特権である長期休暇を利用して「今は東南アジアをまわっている」とのことでした。これは私にとって非常に刺激的な出会いでした。「世界一周」という言葉を耳にしたことはそれまでにもありました。それはとってもワクワクするフレーズでしたが、そんな大冒険は自分の人生とは無縁のものだと思っていました。しかし彼の話を聞き、「世界一周」というキーワードが凄く身近に感じられたのです。

「人生一度きり、今しかできないことがある。自分の大好きな旅を全力で満喫したい。そうだ、私も世界一周しよう!」

  そう決意した私はタイから帰国後、世界一周の実現に向けて計画を立てました。社会人経験を数年間積むこと、その間に資金を貯めること。仕事では辛いことも多々ありましたが、世界一周というが大きなモチベーションとなっていました。また、周囲に自分の夢を公言することで、夢はどんどん具体的な形になっていきました。

  そしてついに昨年12月、約4年間勤めた会社を退職。2月より、ついに夢だった世界一周に出発します。未知なる世界を見たい、知りたい、感じたい。そして世界と繋がりたい。そんな単純な欲求に身を任せて、バックパッカー1人旅をしています。

世界を外から眺めるだけでなく、自分もその中に混じり、出会った人たちと少しでも色んな感情を共有し、心を通わせられればと思っています。現地の日常生活で見て聴いて感じたことをこれから少しずつ書いて、ネット空間を通じて皆さんと共有したいと思います。

現在の計画では2016年2月から約1年をかけて、中米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、中東、インド、東南アジア、中国と東回りで周遊する予定です。

いよいよ2月6日に日本から飛び出して、まずは中米メキシコに到着です。次のレポートは現地からになると思います。何か面白いことに出会えるでしょうか、わくわくしています。

(田中美久)

 

関連記事
釈迦牟尼佛が父王の死に際し、人生の無常や執着を超える道について語り、難陀に出家を促すまでの感動的な物語。
断食の基本は「賢く食べること」 老廃物を輩出し、細胞を健康にして免疫力を高めるために、食べない時間を決めることなのです。顔中に吹き出物があった人が断食をして、吹き出物がきれいに消えた人を見たことがありますが、本当に美しい肌になりました。
香港で唯一の「レゴ認定プロビルダー」の洪子健さんのチームは最近、長さ26メートル、幅1.78メートルの中国絵画の至宝「清明上河図」を再現し、ギネス記録に認定した。
歳を取れば更年期障害。しかし、心を磨いてきた人にはなんてことはない。気分が軽いということは執着が少ないということ。どんな欲望や執着に対しても、離れて淡々とすると、体は軽くなる。
プロのテクニックで南向きの窓もピカピカに!筋を残さず仕上げるためのスキージー技術と道具の選び方を解説