世界人口の3分の1は、光害の被害に遭っている。写真は2015年12月、イタリアのElva Hillで、星空を見上げる男性(MARCO BERTORELLO/AFP/Getty Images)

人工的な光による明るい夜空「光害」 世界人口3分の1に影響

世界全体の80%以上の人口が、人の健康や自然界の生態系へ影響を与える「光害」を受けており、世界の約3分の1の人口が「天の川」を肉眼で見られなくなっていることが欧米の研究チームの分析で分かった。

人工的な光により、夜空が明るめになる光害は、天体観測に影響を与えるばかりでなく、人間の睡眠や夜行性動物の生息、昆虫や植物など生態系への影響も報告されている。

米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載された論文によると、天の川が見られない人口は世界全体の3分の1で、アメリカやヨーロッパ、アジア等の先進国の割合が高い。下の地図からも分かるように、世界全体の83%の人口、そしてアメリカ・ヨーロッパの99%の人口は、自然のままの夜空よりも10%明るい夜空を見ている。

▶ 続きを読む
関連記事
ガラパゴスからガーナ、西フィリピン海に至るまで、中国の漁船団が権力行使の手段として用いられていることは明らかだ
豪州に影響が及んだ世界的な乳児用粉ミルクの回収について、発生源が中国・武漢のバイオテクノロジー企業に特定された。
ヨハン・ヴァーデフル独外相は2日、シンガポールで、ドイツは米国と中国の間で「等距離を保っているわけではない」と表明し、米独関係が依然として重要との認識を示した
台湾・衛生福利部食品薬物管理署は3日、最新の水際検査違反リストを公表した。知名度の高い飲食チェーン2社が、それぞれ委託業者を通じて中国から輸入した食品用容器包装に不備が見つかり、蛍光増白剤の検出や溶出試験不合格などが確認された。
トランプ米大統領は、メキシコがキューバへの石油供給を停止する可能性があると述べた。供給が止まれば、エネルギー不足が続くキューバで全面的な停電に陥る恐れがある