天安門広場が変わる

毛沢東紀念堂が移転 習近平氏は移設に固い意志

香港メディアによると、中国共産党政治局は、中紀委書記王岐山氏が提出した毛沢東紀念堂の移転計画を通過させたことが明らかになった。また習近平国家主席は会議後に「来期の就任中でも必ず決着をつける」と、移設に固い意志があることも述べたという。

香港の雑誌『争鳴』2016年8月号で、紀念堂を毛沢東の生誕地である湖南省韶山市へ移転する計画が、政治局の新たな議事日程に含まれていたことが明らかになった。

この移転案は6月下旬の中国政治局の会議で通過した。25人の政治局委員のうち23人が賛成、2人が棄権、反対者ゼロで承認された。発起人は中共中央規律検査委員会書記(中紀委書記)の王岐山氏で、中共中央委員会組織部(中組部長)の趙楽際氏、中共国務院副総理の劉延東氏が連署した。

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