Expat(エキスパット)が住みたい国ランキング トップは台湾

Expatエキスパット)というのをご存じですか?エキスパットとは「駐在員」のことで、一般的には派遣元から住宅、車、子供の学費などが支給され、場合によっては危険手当やメイド付きだったりする海外のエグゼクティブを指します。彼らにとって、一番住みやすいのは「台湾」であると、ウェブサイト「インターネイションズ・エキスパット・インサイダー・サーベイ」(InterNations Expat Insider Survey)が伝えました。

同ウェブサイトが調査を行ったのは今回で3度目。生活の質や費用の高さ、ワーク・ライフ・バランス、住み慣れ易いかどうか、外国人に友好的かどうか、などの観点から191カ国にまたがる1万4千人のエキスパットを対象に調査を行いました。

今回、トップに躍り出た台湾は、調査に含まれたのも初めて。エキスパットたちによると、台湾は他のアジア各国に比べて外食や接待の費用が安く、言語は中国語であるにも関わらず、コミュニケーションがしやすいのだそうです。

台湾の次に人気が高かったのは、上から順に地中海の国マルタ、南米のエクアドル、メキシコ、ニュージーランド、コスタリカ、オーストラリア、オーストリア、ルクセンブルク、チェコ共和国。日本は29位で、生活の質はよいがエキスパットにとって住みやすい国というわけではなさそうです。

エキスパットが住みたい国ランキング (インターネイションズ)

 

(翻訳編集・郭丹丹)

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