男性は40代に入ると、気になり始めることはありませんか?前髪が後退したかなとか、髪の毛が何となく薄くなったとか、お腹がちょっと出てきたなど…。外見だけでなく、年に一度の健診に引っ掛かり始めるのもこの年代。自分では大丈夫と思っていても、 実は病の影が忍び寄っている可能性もあります。
男性にとって、40歳は体の転換期。チェックしてみましょう。
*髪の毛が薄くなる
ある調査によると、30代の男性は「頭が薄い原因」の質問に対して、7割以上の人が知らないと答えています。一方、油脂の過剰分泌、遺伝性、過労が原因と答えた人は、それぞれ1割でした。髪の毛が薄い男性は、プレッシャーを感じていたり、憂鬱な気分に浸りやすい人に多いようです。まずは大らかな気持ちで、良い気分を保つことから始めましょう。
*目
40代は働き盛り。バリバリ仕事をこなす一方、その代償もあります。仕事でパソコンを利用する40代の男性は、一分間に理想的とされる20~25回の瞬きの回数が、5~10回に減少します。その結果、涙の分泌量が減り、すでにドライアイになっているか、他の眼病に至る可能性さえあるので、注意しましょう。
*心臓に関わる病気
心臓に関わる病気の発病率では、女性より男性の方が断然に高いことがわかっています。心臓は全身の動力系統の源なので、専門家は、毎年必ず心電図検査を受診するよう指導しています。
*もしかしたら肺に「影」?
咳が頻繁に出る、歯が黄ばんできた、などの症状を決して無視してはなりません。喫煙の習慣は肺に負担をかけます。気分転換にタバコを吸う人が多いようですが、外を散歩する方が効果的です。
*ビール腹
ビール腹は、立派な「おじさん」の証拠。ビールの飲みすぎ、またおつまみの摂りすぎに注意しましょう。
*胃
40代になると、胃炎、胃潰瘍、胃出血などの症状を覚える人が増えてきます。症状は、胃もたれ、胃痛、胸焼け、吐き気、嘔吐などです。胃の疾患は慢性化するとやっかいなので、40代からの暴飲暴食は絶対にタブーです。
*高齢者と同じような症状
腰痛や背中の痛みなど高齢者特有の症状を訴える人が、40代でもみられます。長時間の立ち仕事やデスクワークなどが原因の場合もあります。ストレッチや軽量のダンベルを使った筋トレ、また背中のマッサージなどが効果的です。症状が重い場合は専門家に相談しましょう。
(翻訳編集・豊山)
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