第7回全世界中国古典舞踊コンテスト(衛星テレビ新唐人主催)が米ニューヨークで20日、開かれ、日本人の男性ダンサー小林健司さんが金賞を受賞した。(戴兵/大紀元)
神韻

日本人男性ダンサーが古典舞踊コンテストで金賞

全世界中国古典舞踊コンテスト7回大会の決勝戦が、10月21日に米ニューヨークで開催され、日本から参加した小林健司さんが成年男子の部で金賞を受賞した。

小林さんは、日本人の父親と中国人の母親の間で生まれ、日本で育った。実父は数年前、持病により急逝。コンテストで小林さんが披露した演目『移孝為忠』は、北宋の楊一族の活躍と悲劇を描いた中国明代の古典文学『楊家将』を元に、自身の経験と重ね、小林さん自身が創作した。

この古典は、親孝行の心を君主への忠誠心へと変える物語。父親は、息子に武術を修め国のために忠誠を尽くすことを説き、のちに戦場で国のために戦って命を落とした。息子は父親の形見を見て悲しみに打ちひしがれたが、かつての教えを思い出して父の遺志を継ぎ、国に忠誠を誓ったというもの。

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