有罪の裁決を受け法廷を後にする曽蔭権前長官。有罪判決が確定すれば最長で7年の懲役に処される。(蔡雯文/大紀元)

前香港行政長官に有罪判決 香港トップ経験者で初

汚職容疑で起訴された前香港行政長官に、有罪判決が下った。同長官経験者としては初めてのことで、現在、香港当局により前長官の余罪が追及されている。

曽蔭権(そういんけん)・前香港行政長官の汚職事件に関する裁判で、陪審団は2月17日に有罪判決を下した。曽前長官は「公職人員不当行為罪」「行政長官利益譲受罪」の容疑で、最大で懲役7年と罰金刑が下る可能性がある。

曽蔭権前長官は汚職容疑で起訴された。陪審団は「公職人員不当行為罪」の成立を認め、「行政長官利益譲受罪」については更なる審議を要するとしている。曽前長官は保釈金をすでに支払ったという。

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