よく煮込んだお粥の煮汁が肺を守る(Shutterstock)
漢方医のおすすめ 

肺をいたわる簡単レシピ

私たちは、なぜくしゃみや咳をするのでしょうか?それは、外部から体内に侵入してくる細菌、ウィルス、ホコリなどの異物を肺が感知した時に、それを排出しようとするからです。肺は外部からの侵入者を撃退する「防衛部隊」とも言えます。

中国の漢方でも、肺は人体の皮膚と同様に外来の異物の侵入を最も受けやすい部分であるとしています。空気が鼻を通って真っ先に入る肺は異物に敏感であり、温度や湿度などに影響されやすくデリケートな内臓なのです。 

台湾の漢方医・胡乃文(こ・だいぶん)医師によると、肺は体内から細菌、ホコリなどの異物を追い出す方法として、段階を踏んでくしゃみ、咳で排出し、それても追い出せずに肺や気道に炎症を起こしてしまった場合は、粘膜から分泌された粘液(たん)で異物を包み、喉の外に出して気道をきれいにします。

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