電気自動車
無線充電できるハイブリッド車、2018年にも発表 将来は走行しながら充電するEVも
ここ数年で電気自動車(EV)の技術革新はかなり進んだ。欠点を挙げるとすれば、頻繁な充電が必要なことだ。これを克服できる、ワイヤレス充電が可能なハイブリッド車が、2018年に販売されるという。米カリフォルニアの日刊紙、サンディエゴ・ユニオン・トリビューンが報じた。
記事によると、ワイヤレス充電EVはメルセデス・ベンツが計画中だという。移動体通信の通信技術開発や半導体の設計開発を手掛ける米クアルコムと契約し、同社のワイヤレス給電技術「クアルコム・ハロ(Qualcomm Halo)」を自動車分野に応用する。
クアルコム・ハロは磁気共鳴式ワイヤレス充電システム。これは、磁気共鳴効果を使ってEVやハイブリッド車の駆動バッテリーにワイヤレス遠隔充電を行うというもの。専用の充電設備を備えた充電スポットなら、どこでも充電できる。路面に埋め込まれていれば、走行中の同時充電も実現する。
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