THAAD配備

「愛国」スローガン叫ぶ中国の小学生 韓国企業ボイコットを教育か

中国当局は、米韓によるTHAAD配備への抗議を「愛国心」と結びつけた韓国企業の排斥運動を展開している。全国的な広がりであることと、警察当局が黙認していることから、当局主導と考えられる。この運動の一環として、小学校では「ロッテのお菓子を買ってはいけない」などと指導していることが、ネットで流れる動画や画像で明らかになった。

動画には、教師と思われる男性の掛け声とともに「ロッテは中国から出て行け、韓国製品不買、THAADに反対、中国を愛する」と叫ぶ小学生たちが映っていて、同様の文言が書かれた横断幕を掲げている。撮影時期や場所は不明。

「この典型的な運動はプレ文化大革命時期にも起きていた」と、1989年の六四天安門事件の元学生リーダーで人権活動家・王丹氏は、動画をFacebookのページに掲載してコメントした。

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