悲哀こもごも 笑うに笑えぬ中国ネット小話
毒入り食品を製造してもOK、でも危険だと指摘したら逮捕―。共産党による専制政治体制下の中国では、腐敗や汚職が蔓延し、言論や表現は厳しく統制されている。中国のネットユーザは皮肉を込めた「小話」で、裁判や警察でさえ不正がまかり通る堕落した社会で感じた、やるせなさを吐露している。下記はその一部をまとめ、抄訳した。
【現在の国情について】
現代のトレンド:若いうちから母親になるのは貧乏人の娘、若いうちから父親になるのは金持ちの息子。若いうちから家の切り盛りをするのは都会の子ども、若いうちから家を出るのは田舎の子ども。若いうちから国を出るのは政府高官の子ども、若いうちから愛国者になるのは一般市民の子ども。
【あべこべモード】
私の住むこの国は、あべこべモードに突入している:長期に渡り工賃や給料の支払いを滞らせてもOK、でも工賃や給料の支払いを求めたら逮捕。人の家を強制的に取り壊し、土地を違法に取り上げるのはOK、でも自分の家や土地や財産を守ったら逮捕。汚職はOK、でも高官の資産公開を求めたら逮捕。賄賂を貰って法を無視し、冤罪事件をでっちあげるのはOK、でも被害者の人権を擁護したら逮捕。毒入り食品を製造してもOK、でも毒入り食品を危険だと指摘したら逮捕。…
関連記事
中国・広西の大洪水から1カ月以上。ようやく発表された死者は159人。被災地の惨状と、あまりにかけ離れた数字に疑問が広がる
米国が7月13日にイランの港湾と海運に対する海上封鎖を再開して以来、イランの海上輸出は深刻な打撃を受け、中国の買い手がスポット市場で購入できる原油が急速に枯渇している。
白菜まで、そこまでする?中国の一大産地で、出荷前の白菜を「ホルマリン漬け」に。相次ぐ食品不正に、問われているのは、食の安全だけではない
まさか機内の座席で…。マレーシア発上海行きの便で中国人女性が排便。使えるトイレはわずか5メートル先だったという。悪臭で機内は大混乱に
中国の若者に「買わずに借りる」消費が広がっている。カメラもドローンもブランドバッグも必要な時だけ