旅行情報サイト・トリップアドバイザーは、夏休み期間の滞在先として、日本人旅行者が検索する国内と海外の旅行先のトップ10を算出した。結果、人気のある旅行先として、国内では静岡県の南伊豆町、海外はタイのプーケット島がそれぞれ1位となった。
同社は、2017年6月から8月までの旅行先の平均宿泊費と、最安値で滞在できる時期や費用を示す「サマーバケーションバリューレポート2017」を16日に発表した。提携する全宿泊施設の料金やフライト予約サイトなどのデータから算出した。
夏休み期間、一番お得な旅のタイミングはいつ?
調査結果によると、今年の夏休み期間、国内旅行先トップ10の1泊あたりの平均宿泊費や最安値時の平均宿泊費は、全体的にお盆休み前後の1週間が最も価格が高くなることがわかった。いっぽう、海外旅行の場合は、お盆シーズンの価格の変動はあまりみられなかった。
国内旅行先では、南伊豆町、下田、河津町などの伊豆地域が、日本人に最も人気のある旅先となった。
海外旅行先の宿泊費は、国内旅行先のようにお盆休みに価格が高騰するとは限らない。トップ10にランクインした、バリ島やロンドン、ベニス、ローマ、パリなどのヨーロッパ地域とハワイでは、6月下旬から7月上旬にかけて一番高くなり、お盆以降の8月下旬から安くなる傾向にある。
海外旅行は往復の渡航費が国内旅行より高くなるが、国内で繁忙期となるお盆周辺の時期に、割安感を得られる海外旅行を計画できるかもしれない。旅先や時期を工夫して、スマートな夏休みの旅を計画してみては?
(編集・岳進)
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